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グリザイアの果実 第1話 見た

主人公がマッチョでハードボイルドで良い.

女に興味がないって感じで印象としては冷たそうなのに,妙に口が上手い.女の子達も明らかに過剰なリアクションなのだけれど,音楽がおとなしめなので.違和感がない.主人公がもっとはっちゃけて,音楽をコミカルにすると相良軍曹っぽくなりそうだ.

なんか最初から不穏な空気が漂っていて,周防天音が最後の方で一人で呟いていたあたりから,他の女の子のミステリアスな行動が描写されて,なんだこの面白くなりそうな感じはと言う気になった.

作画と音楽,声優だけでこうも良い作品と悪い作品(見たくなるか見たくならないか)に分かれるのは不思議だ.これだけノウハウが蓄積しているはずなのに,どうしてつまらなすぎるという作品が生まれるのかは謎である.人生の始めの方とかまさにそうだ.ちなみに後半は良かった.これは,人生相談を減らしたというのが理由だろうと思っている.

結局,演出をおとなしめにするかというのが一つの要素だろうと思う.みちるのシーンとかやってることはギャグなのに,音楽がそこまでコミカルでない.

こういう面白くなりそうっていう感じのまま,最後まで見たけどダメだったという作品はいくつもあるけれど,ぶっちゃけそれもいい.悪い気にはならないから.

小説を書くとしたら,文章だけで面白さオーラを出せるようになりたいものである.

どうでもいいが,握手をすることは女の子へのアクションとして有効なのかなと思った.